異くうカン

異くうカンDifferent space

Name:
廣岡歩
Ayumu Hirooka

異くうカン

廣岡歩

コロナにより場所を選ばない作業が増え多様性に繋がった反面、精神的なストレスが増えてしまった。そこで、afterコロナwithコロナとして人との出会いを促すと同時に、技術を活用した場所を選ばない作業の空間作りが大切と考えた。
その技術として今回用いたのが、環境シミュレーションである。私の論文の結果より、環境は人の行動や考え方に影響していることが分かった。そこで、設計段階から環境シミュレーションを用いることで、空間の環境を見える化し適切な空間作りを目指す。
今回は特に、照度や日射による環境の影響を考慮した設計となっている。
さらには、内部で外部のような体験ができる・同じ層に異なった業種の企業が存在する・企業と一般人が交差するような空間など、異なったエリア同士の交わりにより創造性の向上を促進していく。

教員講評

もう少しムラのある空間があってもいいのではないか。シミュレーションはとても大切だが、設計を持っていきたい方向でシミュレーションの扱い方が変わってしまうから難しい。(彌田)
徹底的に均質な空間をつくろうとしている中で、部分的に私的なデザイン入っているところが気になる。研究に限りなく近い状態のシミュレーションまでやってあれば面白かった。(佐々木)
シミュレーションの結果を品質の方向に持っていくのではなく、場所の目的を際立たせる方向に持っていく方が良いのでは。(長谷川)