[2年]建築設計A1 第1課題
住宅
担当教員:長尾亜子/田井幹夫/彌田徹/後藤周平
担当SA:澤木華/山田葵生/舟橋大樹
変わりゆく Changing
- Name:
- 森下空々
- Rara Morishita
壁で開く open on the wall
- Name:
- 榎坂太希
- Taiki Enokizaka
イ・ショク・ジュウ Clothing,food and housing
- Name:
- 藤田亮太郎
- Ryotaro Fujita
ながーい家 Long Long Ago
- Name:
- 白鳥颯也
- Soya Shiratori
ふくろいと共に With Fukuroi
- Name:
- 伊藤響
- Hibiki Ito
間の開閉 opening and closing between
- Name:
- 牧田実夕
- Miyuu Makita
開かれる屋根 Roof to be opened
- Name:
- 寺田早登
- Hayato Terada
課題内容
袋井のまちなかに特徴的な敷地があります。東海道と県道が交差する場所、隣は東海道本陣、向かいには公園、公園の先には地域の人たちが集まるコミュニティの場所になっています。そこに「開く家」を設計してください。どのような居住者が生活するのか、何に向かって開くのか、何を開くのか。物理的な「開く」と抽象的な「開く」を掛け合わせても良いです。また「開く」ことと「閉じる」ことを対で考察しても良いでしょう。各自で自由に解釈してください。
住宅は「小さな建築」です。間取りだけではなく、様々な要素を設計に取り込んでください。光の入り方、風の抜け方、構造や材料を考えるのはとても大切なことです。原野谷川の近くの立地ですので、水辺の楽しい生活も想像できる一方、災害の危険もあります。地域社会との関係、まちの成り立ち(歴史)やコミュニティの要素を取り入れることもできます。想像力を豊かに、新しい「暮らしの場」を提案してください。
今課題では、居住者像とその生活スタイルを決めることから始めます。例えば、家族に留まらず他人同士の複数で生活する、こだわりを持った独特の生活スタイルがある、時代を超えて明治時代の文学者など歴史上の著名人が暮らす、でも良いでしょう。そしてその居住者たちの生活スタイルには必要な建築のかたちとは何かを考察し、さらに「開く家」とどうやって関係付ければ良いか、を考えながら進めてください。
設計条件
- 敷地:静岡県袋井市袋井43
- 用途地域:近隣商業地域
- 建ぺい率:80%
- 容積率:200%
- 規模:地上2階以上とする。平屋不可。2階以上に最低30m2 設けること。
- 敷地内はすべて設計し、外部空間も丁寧に考えること。
- 敷地面積:約510m2 ※ ただし200m2は〈誰でも使える場所〉としてまちに提供すること。
- 延床面積:150m2 程度(超える場合は理由を添えること)
- 居住者人数:3~5名
- 居住者像:各自で設定する。実在の人物でなくても可。
- 構造:自由。提案すること。
- 設備:自由。提案すること。