で / こ / ぼ / こ
長谷川賞

で / こ / ぼ / こ

Name:
伊藤響

で / こ / ぼ / こ

伊藤響

まちから連続した道をつくるように、スロープによって各フロアを上がっていく。スロープは、幅の狭いものと広いものの両方があり、ただ上の階に上がるための手段としてだけでなく、子どもたちが遊んだり駆け上がったりできるようなものとした。

仕事場と住居は縦につながる。仕事場の上あるいは下に住む住人が、つながれた仕事場の管理を行い、責任を持つ。仕事場+住居を一つのボリュームと考え、これらを高さの変化をつけながらフロアに置いたり、浮かせたりさせる。上下で行き来ができるようにし、仕事場での活動が住人へ、住人の生活が仕事場へ広がるようにした。