千変万化
脇坂賞

千変万化Senpenbanka

Name:
山田恵史
Keishi Yamada

千変万化

山田恵史

私がずっと居たくなる空間を考えたときに浮かんできたのは、「飽きない」ということだった。飽きないためには変化や動きが大切であると思う。これは空間に例えると、高さによる見え方の違い、一つの空間に様々な違いを出すことだと思う。なので、今回の作品の中では、はしごや階段などを用いて、動きと高さによる目線の変化。空間が折り重なっていくような、複雑な空間を表現した。そして、正方形の様々な素材の床や天井によって空間の中に違う空間を作ることを意識した。天井、床に使用した各材料はタイル、コンクリート、大理石、ガラス、木材、芝を使用した。梯子にすることにより、スペースを最小限にでき各空間をボックスのようにアピールすることを目的とした。

教員講評

スレンダーな柱がすっくと立ち上がり、空中に浮かぶ6ヶの異なる高さ・色彩の平場を支える、軽快で浮遊感のある構成。色分けされた平場は、タイル/コンクリート/大理石/ガラス/木/芝と、それぞれ異なる素材で仕上げられ、さらに各平場に到達するルートは様々で、途中では多様な景色が広がり、変化に富んだ体験ができる。コンセプトでは「飽きない」空間をつくったとあるが、ジャングルジムを上る楽しさを思い出させる。(脇坂)