まちのよる
金子賞

まちのよるnight of the town

Name:
髙牟禮萌
Moe Takamure

まちのよる

髙牟禮萌

ずっと居たくなる空間はまず、そこに「行きたい」と思わせてくれる、そんな力がある場所だと思う。それを考えたとき、「入りたい」「のぼってみたくなる」そんな、星を見れる空間を作った。いくつかの様々な長さ形をした三角形を不均質に並べ、外観から興味を持てるようなものに仕上げた。もともとは、不均質ではなく正六面体の空間を作っていたが、どこから見ても違って入るまでは何かわからないような空間に仕上げるためこのような形になった。田舎の山奥で星を見るのではなく閉ざされた街のビルの屋上に建て、そんな中で星を見て非日常を感じてもらいたい。かがんではいるときれいな星の光が少し入ってくるのとともに、不均質な三角形の壁をロッククライミングのように上りたくなるはずだ。

教員講評

あの遠くの空まで登って行きたい。足をかけて登れるような段板がついているが、壁は反り返り、ボルダリング選手にしか無理だとわかり、悔しくなる。立地はビルの上。上に手を伸ばしたくなるような欲求に満ちた空間性は素晴らしい。一方で立面図や断面図がめちゃくちゃなので図面への課題は山積みである。(金子)