[2年]建築設計A2 第1課題

キャンパスの居場所~カフェテリア(食堂)と共に新たな場を計画する~

担当教員:田井幹夫/長尾亜子/渡辺隆/中畑昌之
担当SA:平間聖規/松井心/高木淑彬/滝内祐大

課題内容

静岡理工科大学(SIST)のキャンパス内に新たな居場所を設計します。みなさんが日頃過ごしている大学キャンパスを良く知り、キャンパスでの生活をより良くするための計画です。みなさんにとって大学は教育を受け、研究をし、友人達と様々な時を過ごす場です。教員達にとっても研究活動の場であると同時に、様々な情報交換を行い、刺激を与え合う場とも言えるでしょう。また、最近では大学は地域の人々も積極的に受け入れて、交流拠点となることも望まれています。今後の大学にとってどんな場所が必要か、よく考えてみましょう。

背景

現在、本大学では、我々の学科棟「えんつりー」をきっかけとして様々な新たな建物の計画が検討されています。まさに本校が新たな研究・教育の場として変革を始めようとしていると言えるでしょう。昨年度は学生ホールが改修され、第二の食堂(カフェテリア)として運営が開始されました。また、2年後にはえんつりー北側に土木学科棟が建設される予定です。さらに将来、図書館棟や新食堂(カフェテリア)、講堂なども建設されることが構想され始めています。そんな中で、我々学生や教員が日々の生活をより快適に、そして自身の居場所として、また人々が相互に活動を活性化させ、次世代のキャンパスを先導するような、カフェテリアを附帯した小建築を計画してください。

機能(プログラム)

  • 必須機能としてカフェテリア(食堂)を計画する。
  • その他、担当教員の指導を受け、自身のためでもありみんなのためでもあるプログラムを選択すること。

例えば、

  • 授業の合間、放課後などに気軽に寄ってリフレッシュできる場、瞑想できる場、軽い運動ができる場など。
  • 将来図書館構想がある中、そのパイロット(案内人)的な役割として、小図書スペース、メディア(情報)スペースなど。
  • また、学科間の交流促進のため、共同研究をするサテライトスタジオや、近隣住民が利用し大学と近隣がより深い関係を築けるようなプログラムの創造も望ましい。

設計条件

  • 敷地:西側芝生広場内(学生ホール、教育棟の西側)または特に希望があれば静岡理工科大学キャンパス内どこでも良い。
  • 用途地域:指定なし
  • 容積率:なし
  • 建ぺい率:なし
  • 規模:500m2程度[max80人が利用できる食堂150m2/厨房50m2 /プレゼンテーションルーム+提案する機能250m2 /その他(トイレ、倉庫など)50m2]
  • 階数:自由
  • 構造:自由

注意事項

設計対象は必ず雨・風が防げるものとする。( 内外部、セキュリティラインを明確にすること。)