イサムノグチの光 ~みち~
鈴木隆公
この美術館は、牧之原の台地にあるそのため見晴らしが大変良くどの方向にも絶景が望める。敷地調査から見る場所によって景色に特徴がみられたので、この敷地から見える景色を美術品と重ねることによってさらに美術品が生き生きする美術館を設計しました。敷地の特徴的なうねる起伏にわざとあらがうように動線を配置させた。そのようにすることで空間が地下にあったり地上に出てきたりと、明暗や光に変化が生まれる。そのような空間構成にすることでイサムノグチの石の彫刻や遊具、AKARIの作品が感慨深く見られるような展示室になる。