Gradation House
佐藤賞

Gradation House

Name:
伊織小姫

Gradation House

伊織小姫

他人との距離、家族との距離を心地よく調節する住宅です。階が上がっていくにつれ、だんだんとプライベートな空間になるように設計しました。
1階ではテナントとして駄菓子屋を作り、お菓子を食べて休憩できるようなスペースを設けました。1階北側に玄関を配置し、外とのつながりを意識しました。
2階は家族で過ごす空間としてリビングとキッチンを配置し、吹き抜けによって帰ってきた家族にすぐに挨拶ができるようになっています。周辺の家は2階建てばかりで、3階の高さは他人を感じにくいと思い寝室を配置しました。敷地自体広いわけではないため、中2階・中3階を設け、空間につながりを持たせながら壁ではなく高さによって空間を分けていきました。