輪輪輪の森
脇坂賞

輪輪輪の森

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一色駿汰

輪輪輪の森

一色駿汰

出身校である愛知県豊橋市岩田小学校では、自動車の工場で働くブラジルやフィリピン、その他の国の人が多いことから子供の数も比例して多い。周辺には、公園・公共施設をはじめ地域交流できる場が点々と並んでいる。

本計画では、敷地周辺の道路の利用に偏りが大きあり、敷地にアクセス可能な道を2本繋げて敷地が新たな交流の拠点になるように、また、色々な言語が飛び交う多文化共生の空間を目指す。

構成は、1階及び2階の小学校そして、屋根上を地域開放の場とする。小学校校内は、教室兼国際教室・ワークスペース兼図書スペース中庭を2学年または1学年で一つのまとまり、西側のその他の職員などのまとまりと交わることで、学校全体に活動の居場所のある活気のある明るい小学校を目指す。

地域交流の場では、道の中に会議場などの要素を置き、現状として必要になっている用途を添えることにより地域の人が気楽によることができることを目指す。