享受する余白
牧田実夕
提案:活動が広がる隙間
現在の商店街は、隙間がなくシャッターが降り圧迫感や閉鎖感があった。暮らしも外につながらず内に籠った自由度がなくコミュニケーションが生まれない暮らしなのではないか。
そこで建物を水平垂直にオフセットし、広場やテラスなど大小様々なポケットのような空間や、様々な店へ誘導するような導線、開口部を作ることで、人々を自然に誘い込むようにする。また、開口部を多く設け、店舗の様子や暮らしなど人々の生活が溢れ出すようにした。隙間によって内部が外に溢れ出し商店街が活気的になるだけではなく、隙間が年月や暮らす人によって変化し、商店街が形を変えながら続いていくずっと居たくなる商店街になる。
暮らし方の変化
隙間によって生活に心の隙間を生み、ゆとりある生活となる。内に籠らず外との距離が近くなることで住人同士のコミュニケーションのきっかけとなる。立体的な隙間によってより職住近接になり自由な働き方になる。