袋井の土手
木下翼
サードプレイスとなり得る図書館とはなにか、また地域になじむにはどうしたら良いかを疑問視し、建築×その土地という考えと建築計画を軸に、斜面と水平面、段による空間の差を使い、建築を考えた。
教員講評
作品名「袋井の土手」から、どのような関係が生み出されるのか興味が湧いた。佇まいとしては土手のような屋根と図書館の各機能により原野谷川に新たな風景を生み出している。内部はそのダイナミックな覆いが生み出すポカンとした居場所を創出している。土手のサードプレイス化しやすい機能性に着目したセンスを評価したい。