20戸20色
山田はな
集合住宅は様々な人が住む住宅である。快適に感じる空間は、住む人によって異なるだろう。そこでこの集合住宅は各住居によって部屋の広さや幅、天井の高さ、窓の開口の大きさなどが異なるつくりになっている。住む人が快適に感じる住居を選んで入居することができる。これらの各住居の違いやずれから共用空間や共用通路が生まれている。この共用部はここに住む住民や商店街の人々の交流を深める場所になっている。
教員講評
フラット型/メゾネット型によって各住戸が異なる平面と開口を持ちながら、立体的に積層され、ズレが共有空間となり、挿入された階段と廊下がコミュニティの発生を想起させる