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えんつりー賞

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安田稜太
Yasuda Ryota

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安田稜太

1874年、妙法寺本堂の敷地内に建てられた公立学校が創立であり、その名残として敷地北西に神社が存在する。その歴史を背景とした分棟形式を取り入れた。その分棟の内や間をくり抜き、連続させ、地域開放を促進する。特徴はCRとOS、特別教室を結ぶ“インナー街路”の形成である。この街路が「内」と「外」の関係性をつなぐことによる様々な居場所が、生徒はもちろんのこと、地域住民にもより良いものとなる設計である。

教員講評

・インナーテラスに対して、如何に外を引き込むか、どうやって小学校の教室を出していくか、上手にできているが、体育館がお友達になりきれていない。見直した方が良い。(佐々木)
・プランはシンプルにまとめている。単位やスケールのつくり方でグラデーションをつくり、子供たちが居る場所を与えている。木造でいけそうな構造を想起させる。(田井)
・細やかに、よくできている。下への光の落とし方、屋根の掛け方など。縁側のような外でも中でも無い場所をつくるのは静岡の人だから?(八木)
・全体の完成度が高い。(脇坂)