[1年]建築設計・基礎 第3課題

心ふるわす空間

担当教員:脇坂圭一/佐藤健司/金子敦史
担当SA:鈴木結梨[B3]/鈴木葉大[B3]/山本弓貴[B3]

課題内容

記憶に残る、感情が揺り動かされるような建築を設計する。初めての自由設計課題では、既成概念にとらわれず、純粋に「心ふるわす空間」とは何かを思考し、実感を持って、楽しく設計してほしい。建築設計においては、人間の行為と形態(の操作)の関係性が重要となる。行為とは、くつろぐ、話す、歌う、観る/見る、寝そべる、泣く、考える、無になる……など多様である。それらを、誰と、どのような体勢で、どの位の時間、どんな環境で過ごすとき「心ふるわす空間」になるだろうか。形態の操作とは、床、壁、天井(屋根)、開口(窓)といった建築の部位を、傾ける、折り曲げる、削る、うがつ、分ける、並べる、ずらす、離す……と多様であるが、単純な操作によって創出された空間において、身体はその変化を知覚する繊細な感覚を持ち合わせている。その反応として行為が誘発され、形態⇄行為はinteractiveな関係を持つ。

設計条件

規模:幅5,400mm×奥行5,400mm×高5,400mm(ボリュームの最大寸法)
用途・敷地:各自設定。