時間と光
望月亮佑
私が心を震わす空間を考えたとき子供の頃、太陽の光を浴びたときその温かさと時間によって変化していく光の形を思い出しました。その時鳥肌が立ったのを覚えています。その経験を屋内で体験することを目的に設計しました。
教員講評
立方体の各頂点を、様々な大きさとプロポーションの直方体でくり抜くという幾何学的な操作で得られる空間構成が秀逸である。一方、内部については、1枚のスラブで上下を仕切り、それらの床が梯子で連結されただけの単純な構成である。もう少し豊かな内部空間の実現に目を向けて欲しいと感じた(佐藤)。