Dessicant
デシカント空調システムに関する研究
1.デシカントローター内部の温湿度計測技術
デシカント空調は空調省エネ化には必須の設備として,建物に導入されている.現在,天然材料,合成材料を合わせて数多くの除湿ローターが製品化されている.

しかし,ローターは絶え間なく回転しており,従来の有線式温湿度センサーではローター内部で除湿がどのように進んでいるかを観測できないことから,本研究室では市販の超小型IoTセンサーを用いたロギングシステムを構築し,ローター内部の可視化に取り組んでいる.既に何種類かのローターについて可視化している.現在は内部の除湿挙動を見ながら,数種類の吸着材を組み合わせて,それぞれの強みを生かした不織布ローター開発を実施中(写真:無線計測システム開発協力:高知高専 木村准教授).


< 目指す成果>
➡除湿条件に合った吸着材の選定
➡ローター設計の基礎データ
2.オフィスにおけるデシカントシステムの最適運用方法に関する研究
デシカント空調システムが導入された現場の環境評価やエネルギー評価を行う.
<評価項目>
・省エネルギー性の検証
・温熱環境評価
・湿度の最適化による活力ややる気に与える影響(被験者実験)
< 目指す成果>
➡オフィスの省エネ性と快適・健康・やる気の両立
➡放射冷暖房や高顕熱空調など,種々の空調方式に合わせたデシカント空調システムの制御自動化