自作快適センサーを用いた空調自動運転
(左)快適センサーによる空調自動運転実証 (右)環境センサー試作機
建築環境分野では快適性の定量化が行われています.温度,湿度,気流,放射,代謝,着衣の6つの要素を用いてPMVに代表される温熱指標を計算することが出来ます.本研究室では高知高専と連携し,環境センサーを用いたエアコン自動運転の実証を行っています.近年のIoT機器を活用した環境センサーを自作することで,小型で安価に無線通信が行えます.このセンサーを用いることで,夏には冷房による”冷やしすぎ”や,冬期は暖房による”暖かすぎ”を抑制させることで,エネルギーの浪費を行わないようにすることが可能になります.