本研究は高知高専の木村准教授と共同実施しているプロジェクトです

えんつりー４Fの温熱環境計測システムを自作しました

・汎用基板Arduino上に温湿度計とCO2計を取り付けた無線通信可能な計測システムです

本センサーの目的は，研究室の環境が勉学に適切であるか，CO2の濃度が適正であるかを判断するだけでなく，将来的には空調機や換気装置，扇風機などの稼働/停止を判定するためのものです．

まずは，IoTの前段階として，見える化に取り組んでいます．

1.　CO2計
汎用マイクロコンピュータを用いた自作センサー群です．
温湿度とCO2をそれぞれ5か所測定し，研究室の換気状況や在室者状況の把握を行うことを計画中です

 

2.　上下温度分布と風速計：足元から頭，頭上までの数点の温度を計測しています．さらに黒球による放射環境を把握します．
これらのセンサーは有線のためデータロガーと呼ばれる装置で記録します．
風速計はエアコンから噴き出した風がどの程度下まで届いているかを測定しています

左）温度計，　右）風速計