2024.2.15-16 卒業設計学内・学外講評会
日が開いてしまいましたが、昨年度2月15-16日にかけて、卒業設計学内・学外講評会が行われました。
テーマ発表から発表当日までの私たちを、少し振り返りながらご紹介させていただきます。
10月から始まった卒業設計も、年明けからいよいよ大詰めとなりました。
各々後輩達に声をかけ、朝から晩まで卒業設計に取り組みます。
また、田井研究室内では、B4が卒業設計発表当日のリハーサルとして、田井先生や先輩・後輩の方々からコメントを頂き、ブラッシュアップしていきます。
そしていよいよ発表となります。
卒業設計発表1日目は、大学内の意匠・環境・構造・材料・歴史系のすべての先生方に発表させていただきます。
ここではみんなスーツを着て、発表させていただきます。
これは、田井研究室中川君です。緊張が伝わってきますね。
学内での発表では、普段私たちがあまり触れていない、構造、材料、環境に関する質問もいただきます。
自分では気づかないような点について聞かれることもあり、とても新鮮です。
卒業設計発表2日目は、学外から非常勤の講師として来ていただいている先生方に発表させていただきます。
午前中は、ポスターセッションとなっており、先生方が各々の作品を見て回り、1対1で講評を頂きます。
自分の考えをうまく伝えるのに四苦八苦しましたが、今までの設計課題以上に多くの意見をいただくことができ、とても濃い時間となりました。
午後は、午前中のポスターセッションの中から投票によって選ばれた9人がより長い時間をかけて発表・講評していただく場となっております。
田井研究室からは5人が選出され、発表に挑みました。
普段の設計課題の発表の雰囲気とはガラッと変わり、とても緊張感があります。
先生によって着眼点が分かれ、白熱した議論が展開されておりました。
これらの発表を終えて、表彰者が決定します。
今年度の最優秀賞は、田井研究室 牧田実夕 「阿多古を漉く」がいただきました。
それに加えて、田井研究室からは4名が入賞することもできました。
卒業設計期間はなかなか作業が進まず、案を練っては考え直すの繰り返しでした。
それぞれが自分の設計と向き合い、四苦八苦した時間は、大変有意義なものになったと思います。
私は、今年度から大学院に進学しました。修士設計では、より知識を深めて、さらに良いと思える作品を発表できたらと思います。
田井研究室 M1 鈴木