1年図学 住吉の長屋模型提出
静岡理工科大学 建築学科の講義科目「図学」では、建築設計製図の基本を徹底的に学びます。基礎的な図形描画に始まり、空間を立体的に捉える透視図の各種図法、製図用具の正しい使い方、そして住宅設計図面の製図まで。建築設計に必要不可欠な技術と技能の基礎を養うためのカリキュラムが組まれています。
本学の「図学」の大きな特徴は、2次元の製図作業にとどまらず、講義内や課題で「模型制作」も行っている点です。平面で描いた線を立体として立ち上げてみることで、空間のスケール感や図面と実際の空間の繋がりを深く理解することが出来ます。
そして6月22日、1年生の皆が取り組んできた模型の提出が行われました。今回の課題は、建築家・安藤忠雄氏の代表作の一つである「住吉の長屋」の1/50スケール模型です。課題要綱のチェックを自分を含めたSA3人で行い、その後先生に評価を付けていただく流れでした。
1年生は本格的な模型制作に取り組むことは今回の課題が初めてでしたが、しっかりと作り上げられており、全体的に見て完成度が高いと感じられました。模型の規模としてはまだ小さいですが、それらが60個近く並んでいる様子は実際に見ると独特の迫力があります。

提出締め切りが12:10でしたが、多くの1年生は時間ギリギリまで作業をしており、製図室や講評室は模型を作っている学生で賑わっていました。この光景を見て、自分も2年、3年の設計課題で提出締め切り直前まで粘って友人たちと作業していたことと重なり、「僕たちもこんな風に過ごしてきたな」と少し懐かしさを感じました。


1年生は後期からいよいよ設計課題に取り組んでいきます。そのうえでも「図学」という科目はとても重要な基礎を育むものなので、残りの授業も真剣に取り組んでいってほしいなと思っています。そして僕自身も図学のSAとして、1年生の手助けになれるように頑張りたいと思います。
B4 服部