2026.10.15

2026/10/02 鳥羽漆芸の訪問打ち合わせ

こんにちは 脇坂研究室 学部3年の渥美太雅です。

今回は現在、研究室で取り組んでいるPrjの一部に使用する漆器について見積書受取りと仕様の打合せのため静岡市駿河区にある鳥羽漆芸さんの工房を訪問しました。

活動の具体的な内容は、静岡市にある漆器を製作する鳥羽漆芸さんを訪問し、漆を使用する商品がどのような形で製作されるのか、歴史的な背景を含めてご説明いただきました。

 

お話を伺った際にわかったことを以下にまとめます↓

漆(うるし)とは漆の木から採取される天然の樹脂のことです。採取したばかりの漆は白っぽい色をしていますが、空気に触れることで酸化し、茶色へと変化します。この性質は、人間の血液が空気に触れることで色が変化することに似ています。

採取した漆は工房に運ばれ、水分を蒸発させて純粋な漆にします。その状態の漆は茶色で、そこに鉄を混ぜると黒色、顔料を混ぜると透明になり、塗料として使用されます。

漆器の製作には専門的な職人がおり、漆を塗る職人を「塗師(ぬし)」、絵や模様を描く職人を「蒔絵師(まきえし)」と呼ぶとのことです。

漆器の代表的な仕上げには①拭き漆、②石間仕上げ、③呂色(ろいろ)仕上げがあります。

①拭き漆は漆を塗って拭き取る工程を繰り返すことで、木材の木目など素材そのものの模様を生かす仕上げ

②石間仕上げは、細かな粒状の材料を表面につけることで、ザラザラとした質感の仕上げ

③呂色仕上げは表面を磨き上げることで、光沢のあるツヤを出す仕上げ

 

今回のprjに使用する仕様は期間や予算を鑑みて、①拭き漆、②石間仕上げで検討していくことになりました。

打ち合わせの様子