20231204三文字昌也氏 台湾レクチャー「計画と非計画の狭間〜台湾の都市計画をみるための視点」
住総研で採択され、2023年6月から研究を開始した「台湾・亭仔脚における街並みの保存活用と賑わい創出に関する研究〜建物の価値基準、計画制度、運用体制、実態の視点から〜」関連して、台湾に関して造詣の深い三文字昌也さんにzoomにてレクチャーをして頂きました。
この研究は、常葉大学の土屋和男先生と共同で実施しています。
三文字さんは東京大学都市工学科にご所属で、年度内に博士論文を提出されるという超絶お忙しい中、ご講演をお引き受け頂きました。
大変ありがとうございました。
三文字さんが掲げられたタイトルは「計画と非計画の狭間〜台湾の都市計画をみるための視点」です。
私自身、2022年10月、同年12月の2度、台湾に渡航し、がんじがらめにしない許容力のある制度が台湾の都市・建築行政における特徴と思っていたところで、「計画と非計画の狭間」から展開される三文字氏のお話にはうなずくところが多かったです。
今後、歴史的視点、都市計画的視点の両面から歴史的景観を活用し、多くの来街者を受け入れ、賑わいの創出に成功している台湾における許容力のある制度の整備・運用について、調査研究を進めていきたいと思います。
なお、ポスターは脇坂研M1の木下君と築地君がデザインを担当しました。