2024.10.20

講演会のお知らせ|片倉佳史氏「台湾の街並みから考える歴史と文化」@zoom

2024年度の静岡建築茶会として、講師に片倉佳史氏(武蔵野大学客員教授、台湾在住作家)をお迎えして、レクチャーをして頂きます。
タイトルは、「台湾の街並みから考える歴史と文化」です。
博覧強記の片倉さんは文系ご出身ですが、台湾の建築についての造詣も深く、今回のご講演、必聴必見です!!
日清戦争後、50年間の日本統治時代を経た台湾には現在でも多くの当時の建築が残されており、これらをリノベーション/コンバージョン建築として活用する手法には渡航の度に驚かされます。
都市の開発と歴史文化の保存という相反する事象を、絶妙にバランスさせた施策として推し進める台湾における制度のあり方には、疲弊する日本の地方都市の都市/建築/まちづくり行政が学ぶべき多くの示唆が含まれていると信じています。
本学の学生はもとより、一般の方のご来場、またオンラインでの視聴も歓迎いたします。
QRコードにてお申し込み下さい。
以下、概要となります。

2024|静岡建築茶会|Architecture Tea Party in Shizuoka
【題目】「台湾の街並みから考える歴史と文化」
【講師】片倉佳史氏(武蔵野大学客員教授。台湾在住作家)
【日時】2024/10/25(Fri)17:30〜19:20
【スケジュール】
17:30〜17:35 開会挨拶、講師紹介
17:35〜18:35 講演
18:35〜18:45 休憩
18:45〜19:15 質疑応答
19:15〜19:20 閉会挨拶
【場所】静岡理工科大学 建築学科棟 えんつりー 1階講評室+オンライン(zoom)
【Zoomアドレス】
https://us04web.zoom.us/j/78346671692?pwd=fjUzg0bg5WS36fGaYXrbuFbcJ1qhAz.1
ミーティング ID: 783 4667 1692
パスコード: knLq4b
【司会】浦上穣(脇坂研究室3年)
【主催】静岡理工科大学 建築学科 脇坂圭一研究室
【助成】本事業は、一般社団法人 住総研 2023年度研究助成「台湾・亭仔脚における街並みの保存活用と賑わい創出に関する研究〜建物の価値基準、計画制度、運用体制、実態の視点から」(代表:脇坂圭一、共同:土屋和男(常葉大学))にて実施しています。

【概要】
親しき隣人・台湾は様々な魅力を誇る島。際立った郷土文化に加え、日本統治時代(1895~1945)の影響も色濃く見られます。今回の講義では、人々の暮らしと街並み、そして、台湾が描く未来像にも迫ります。歴史建築の再生事例や景観整備、リノベーション物件などを取り上げながら、皆さんとともに学び、考えたいと思っています。
【経歴】
1969年、神奈川県生まれ。武蔵野大学客員教授。台湾在住作家。早稲田大学教育学部教育学科教育学専修卒業。著書に『増補版 台北歴史建築探訪』『台湾のトリセツ~地図で読み解く初耳秘話』『旅の指さし会話帳・台湾』『台湾に生きている「日本」』など。

ポスター使用写真クレジット|©Yoshifumi Katakura,©Keiichi Wakisaka Lab.