大成学術財団2020年度研究助成に採択されました
昨年11月に応募していた「大成学術財団2020年度研究助成」に採択された旨、連絡を頂きました。題目は「戦後期の防火建築帯・防災建築街区の更新に向けた台湾の亭仔脚の空間構成との比較研究」です。静岡県内に多く残る戦後期RC造建物である防火建築帯・防災建築街区は老朽化による更新が課題となっていますが、長屋型の建物形式によってアーケードと商店がセットで街路に連なる魅力がある一方、オーナー間の同意の難しさ、インターネットの普及による購買行動の変化から事業継続の難しさなどの課題もあります。そうした中、日本統治時代に建設された共同ビルである台湾の亭仔脚との比較を通じて都市空間における賑わい創出に向けた知見を得られればと願っています。私にとっては初台湾です。。。が、コロナ問題でいつ渡航できるか??
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1e/Taiwanese_Arcade_circa_1930.JPG