2026.06.16

6月15日 オンライン打合せ

こんにちは。脇坂研究室4年の彦坂優斗です。

6月15日(月)に、静岡市役所の皆様、名古屋大学の恒川先生、斎藤先生、朱さん、脇坂先生とZoomによる打合せを行いました。

今回の打合せでは、卒業論文および共同研究で実施するアンケート調査について、調査目的や設問内容、実施方法などを中心に議論しました。

まず、研究の方向性について改めて確認を行いました。静岡市では生涯学習系施設を現状維持とする方針が示されているため、施設の統廃合を目的とするのではなく、生涯学習系施設をケーススタディとして、市民の利用ニーズや活動の実態を整理し、将来的な公共施設再編に役立つ知見を得ることを目的とすることが共有されました。また、施設の立地や機能だけでなく、利用者の満足度や利用実態といった定性的な視点も重要であることが確認されました。

続いて、アンケートの構成について議論を行いました。アンケートは「基本情報」「普段の生涯学習活動について」「本施設の利用について」の3部構成とし、利用者の属性に加え、普段どのような活動を行っているのか、どの地域で活動しているのか、活動頻度や移動手段などを把握する内容とする方向で整理されました。また、施設単位ではなく活動単位で利用実態を捉えることで、市民の活動ニーズをより多面的に分析できるのではないかという意見が交わされました。

アンケートの対象者についても活発な議論が行われました。子どもを対象に含めるかどうかや、高齢者や障がいのある方にも回答しやすいよう、文字の大きさや表現、用語などに配慮したユニバーサルデザインの視点を取り入れる必要性が共有されました。一方で、回答のしやすさを考慮し、質問数を必要最小限に絞ることの重要性についてもご助言をいただきました。

さらに、アンケートの実施方法については、静岡市公式LINEを活用したオンライン調査と、施設利用者を対象とした紙媒体による調査を組み合わせて実施する方針が確認されました。オンラインでは数百件規模の回答が期待できることや、施設での配布・回収も静岡市にご協力いただけることが共有され、調査を実施するための具体的な体制についても話し合うことができました。

最後に、アンケートシステムの操作性や集計方法について確認を行い、オンラインシステムではプルダウンやチェックボックス、自由記述など多様な設問形式が利用できることや、回答データをCSV形式で出力できることを確認しました。今後はデモ版を作成し、実際の画面を確認しながら内容をブラッシュアップしていく予定です。

今回の打合せでは、アンケート調査の実施方法や調査内容がより具体化され、研究が計画段階から実施段階へ進んでいることを実感しました。今後はアンケートの最終調整を進めるとともに、多くの市民の皆様からご意見をいただけるよう準備を進め、研究成果が将来の公共施設のあり方を考える一助となるよう取り組んでいきたいと思います。

オンライン打合せ 打合せ風景