2026年3月26日 赤レンガ倉庫卒業設計展
こんにちは。脇坂研究室4年の海野未花です。
3月26日に、横浜赤レンガ倉庫で開催されていた卒業設計展に行ってきました。
まず印象に残ったのは、どの作品もパネルの完成度が高かったことです。それぞれのコンセプトに合った表現がされており、情報量も多く、とても見応えがありました。私はまだパネルづくりに苦手意識があるため、今後しっかり練習し、卒業設計では自分の考えを的確に伝えられるようにしたいと感じました。
また、模型にもさまざまな素材が使われており、これまで見たことのない表現も多く、スケールや色彩の違いも含めて大きな刺激を受けました。卒業設計ということもあり、発想が大胆で挑戦的な作品も多く、自分の考えが少し型にはまっているのではないかと気づかされる機会にもなりました。
今回の展示の中で、特に印象に残ったのが「模する家たち」という作品でした。ホームレスの住まいを模型化し、解体・再構成したもので、ブルーシートやゴミ袋の実物に近い模型が展示されており、最初は強い違和感を覚えました。しかし、その違和感から、普段自分が「建築はきれいなものだ」と無意識に捉えていたことに気づかされました。「誰のための設計か」という根本的な問いを突きつけられたようで、建築を考える視点を広げられた作品でした。
また、「オノマトペ」の幼稚園という作品も印象に残りました。「ぼよよん」や「ザクザク」といった音のイメージをもとに空間が設計されており、子どもの感覚や認知を積極的に取り込もうとしている点が興味深かったです。階ごとにオノマトペが変わり、それに応じて空間体験も変化する構成となっており、単にかわいいだけでなく、設計としてしっかり成立していると感じました。私自身も普段からオノマトペをよく使うため、感覚的な要素をどのように空間へと落とし込むかという点で、多くのヒントを得ることがで
きました。
今回の見学を通して、自分の視野の狭さや思考の癖にも気づくことができました。今後は、建築に限らずさまざまな分野に触れながら知識や感覚を広げ、本当に自分が取り組みたいテーマを見つけていきたいと思います。