2023.2.10.卒業設計学外講評会
今月2月10日に卒業設計学外講評会が行われました。4年間、設計の授業でお世話になった非常勤の先生方、全員をお招きしてポスターセッションによる一次審査で10名に絞られ、そこから全体講評会による二次審査によって評価が決まります。
ポスターセッションでは数時間、非常勤の先生方が一人づつ回って来られて、絶えず緊張の糸を長時間張っていなくてはいけない、とても苦しい経験でした。自分のやりたいことを理解して、設計者である自分でも考えつかないような更なるアドバイスを下さる先生もいれば、建築的でないと批評してくださる先生(ちょっとカチンときて反論してしまいました…)など様々でとても貴重な時間でした。
その結果、一応私も二次審査の10人に残ることができました。
二次審査では、講評室に一同集まり、白熱した議論が展開されました。先生によって作品の評価軸が異なり、聞いていて非常に考えさせらる場面が多かったです。
卒業設計にあたり、私は時間配分がうまくいかず、ギリギリまで作成し、完成しませんでした。先生方の多くは卒業設計はやり切った人の方を評価するということでした。いくら自分の方が考えて、面白いものをつくっていると思っていても、終わっていないと本来の評価をしてもらえないんだなという悔しさが残りました。
結果、学内5位ということで私の卒業設計は幕を閉じました。
私は来年度から大学院に進む予定なので、修士設計ではこのようなことにならないように計画的に進め、自分の作品を100%の状態で発表できたらと思います。
田井研究室 B4 滝内裕大