2022.11.25 “永遠の青春” 安藤忠雄講演会@豊田講堂
2022年11月25日、名古屋大学の豊田講堂にて安藤忠雄講演会が行われました。
ちょうど大学の授業がなかったため、M1の有田君と2人で聴講しに鈍行で向かいました。「早めに行って名大を周ろう」と話し合っていたので講演会の3時間前に現地に着きました。市営線名古屋大学駅を降りて階段を登るとすぐ横には広大な緑地が広がり、奥には豊田講堂が見えていました。芝生の緑地で名大生が座って談笑する様子や寝転がり気持ちよく昼寝をする多くの学生たちを見て、なんて素晴らしい緑地なんだと感動し、僕たちも混ざって一回寝てみようと試みた結果1時間爆睡してしまいました。(寒くなって気づいたら名大生もいなくなっていました)
名古屋大学の豊田講堂は建築家槇文彦氏による設計で、計画段階では巨匠ル・コルビュジエに構造面などアドバイスをもらっていたとか本で読んだことを思い出したりしました。RCではあるものの軽やかに見えるほど柱は細く、それによって作られた空間は重苦しさや硬さなどは感じませんでした。
槇さんの建築は“満たされる光”の印象を受けます。晴れの日よりかは曇りの日が似合う建築というような感じでしょうか。
講演前の30分サイン会が開かれ、目の前に安藤先生がいらっしゃったときは時間が止まったかのように思いました。学部1年生の時、建築が好きになるきっかけは安藤さんでした。建築もそうなのですが、その精神に惹かれました。あまり堅苦しい本が読めなかった当時は、講演会の映像などを何回も見てこんな建築家になりたいと思いました。実際にお会いしてお話を聞いてみた印象では、“ものすごい大阪人”(悪い意味ではなく)。一度何処かで聞いたお話でも、生で聞くと何倍も面白く、且つ建築に精通した人でなくても理解ができる点はとても大切なことであり、見習わなければいけません。
“何歳になっても青春を生きる”
とても力強い言葉であると同時に、自分もそう生きなければと思いました。
(名前まで書いていただきました)
田井幹夫研究室 M1 疋田