「修士設計コンセプトマッチ2025」に参加しました!

卒業設計の中間発表が終わり、提出まで残り2ヶ月となりました。
私の取り組んでいる修士設計も同様に、提出期限が迫ってきており、焦りながらも少しずつブラッシュアップを続けているところです。
今回、田井幹夫研究室から2名「修士設計コンセプトマッチ2025」に参加してきました!
その様子をお伝えできればと思います。
「修士設計コンセプトマッチ2025」は、名古屋工業大学で開催されました。
全国の建築系大学院生の修士課程研究として修士設計での創造的/構築的な論理をもとに、一堂に会する講師と大学院生によりさらなる創造的な議論を生むことを目的としています。それぞれ進行中の修士設計の中間発表としての位置付けであり、全国の大学院教員および建築家へのプレゼンテーションをして講評を受けるスタイルとし、議論を深めます。
まずはじめに、ポスターセッションです!

ポスターセッションでは、学生1名に対して先生が2名が講評を行います。
大学外の方に修士設計と論文を見ていただくのはこれが初めてだったので、大変緊張しました。
また、論文と設計の発表バランスや繋げ方が難しく、うまく伝わらず再度説明をすることもありました。
次に、グループディスカッションです!

グループディスカッションでは、3つのグループに分かれて行われます。
その中で私は、「マテリアル」のグループに分けられました。
「庇」を軸において設計をしている中で、他大学の方が行う「家具」「素材」などに着目した修士論文や設計は大変興味深かったです。
また、自分自身と共通することも多く、大変勉強になりました。
最後の総評では、「修士設計は論文を踏襲する必要があり、論理と設計のバランスを取ることが難しい」「論理だけで設計を固めるのではなく、空間としての面白さをしっかり持たせてほしい」というコメントをいただきました。
また、「論文は下書きとし設計を清書と捉え、下書きを消した後に綺麗な作品ができていると良いよね」といった表現もありました。
残り2ヶ月となりましたが、この講評会でのご指摘も参考に、より良いものが出来上がるよう、ブラッシュアップしていきたいです。
M2 鈴木