名古屋建築見学2026

田井研究室新4年生恒例の名古屋建築見学に行ってきました。
今回のブログでは、3月18日から20日の三日間の見学のうち、一日目の様子をお届けします。
まず最初に訪れたのは、逢妻交流館。

妹島和世建築設計事務所により設計された豊田市の郊外にある交流館です。各階で異なる楕円形の形が積層した構成で、楕円形の室は地元の人たちの活動を柔らかく包み込み、それをさらに包むように動線空間、曲線壁面のガラス、外の歩道空間と広がっています。また、ガラスの壁は内外の境界が曖昧でやわらかく開かれており、新しい公共建築の在り方を感じました。
続いて訪れたのは、豊田市美術館と豊田市博物館。

豊田市美術館は今回の見学では、残念ながら内部に入ることはできませんでしたが、外観の迫力や大きな庇、タイルの目地、周辺のランドスケープに至るまで隙のない美しさに圧倒されました。


美術館と博物館をつなぐグリッド上に並ぶ木々も、美術館と同じランドスケープデザイナーのピーター・ウォーカーによるもので、自然に美術館と博物館を行き来できるように配慮されたデザインとなっています。
その後、名古屋大学のキャンパスに移動し、コモンネクサス、豊田講堂、野依学術交流館と研究棟を見学。
ここからは、野依学術交流館及び研究棟を設計された建築家、飯田善彦さんと当時担当された矢板さんと合流し、直々にご案内して頂きました。
まずは、コモネ。小堀哲夫建築設計事務所による設計で、豊田講堂から名古屋大学の図書館を結ぶようにして配置されています。総合大学である名古屋大学の新しい顔となり、誰でも滞在することのできる場はとても魅力的でした。

続いて、豊田講堂。槇総合計画事務所による設計で、1960年にトヨタ自動車工業の寄付で建設され、2006年から2007年に改装工事で、耐震補強や修繕、アトリウムの増設などが行われました。
今回は、ホールや会議室も見せていただきました。

そして、野依学術交流館と研究棟。ここでは、当時の図面見せて頂きながら案内して頂きました。

最後に、竹中工務店名古屋支店に。

建築設計B1でもお世話になった、長谷川寛さんに案内して頂きました。
今回の建築見学では、図面と写真だけでは味わえない美しさや迫力などの空間体験を、様々な建築を巡って感じ取れ貴重な経験となり、今後進んでいく卒論卒計にもつながる非常に充実した一日になりました。
小島