2026.2.28 Walkable & Stayable with Mt.Fuji Project

2026.2.28に富士市交流プラザにて「Walkable & Stayable with Mt.Fuji Project」のシンポジウムが開催されました。
このプロジェクトは、富士駅北口周辺においてウォーカブルでステイアブルな(歩きたく、滞在したくなる)まちなか空間を創出するため、滞在快適性や滞留・回遊性の向上に資する設置物や取組等について検討し、場所やデザイン等を含む具体案を作成し、展示・発表・出版等により広く周知することを目的としています。
私たちは、今まで富士市北口エリアをリサーチし、その情報に基づいてデザインを行い提案につなげてきました。
最初に、私たちが設定したリサーチを行う4つの視点である「ランドマーク」「生業」「アクティビティ」「歴史・水脈」について発表しました。




リサーチテーマの内容は以下の通りです。
「ランドマーク」班は、富士山や工場の煙突、特徴のある場所の調査。
「生業」班は、富士市全体、富士本町通り商店街で営まれてきた生業の調査。
「アクティビティ」班は、富士市の日常とイベント等の非日常の活動についての調査。
「歴史・水脈」班は、まちづくりの発展の歴史や水脈についての調査。
続いて私たちは、リサーチ班のメンバーを混ぜ合わせて新しい4チームを編成。
「Orange Trapezium」「Looping YATAI」「Sequence of Fuji Washi」「Normalize industry」という4チームに分かれデザインしてきた提案を発表しました。




デザインテーマの内容は以下の通りです。
「Orange Trapezium」班は、富士山を背景に、オレンジが街の居場所となり、生業と人々の活動を路面に滲み出させるファニチャーの提案。
「Looping YATAI」は、情報や交流のための「移動式屋台」と人が滞留する「滞在型スポット」による人の流れと溜まりを生み出す提案。
「Sequence of Fuji Washi」は、富士駅前商店街に和紙文化の風景を再生し、治水と親水を融合させ「紙の街」を体感する水脈整備の提案。
「Normalize industry」は、富士市の産業が生み出す段ボール・紙管に注目し、滞在アイテムへと転換することで、離れている産業を、市民のくらしへとつなぐ提案。
最後に富士市役所市街地整備課の中村誠さん、ゲストの富士本町商店街振興組合 理事長の時田大嗣さん、委員の湧井友美さん、去年当選された市議会議員の山岡祐貴さんが急遽ゲストとして参加し、田井さんが進行しながらパネルディスカッションを行いました。


議論では、私たちの提案物がまちへ点在させやすいか、地場産業との関連性というような具体的な内容から始まり、まちの断絶はなぜ生まれてしまうのかという問題へ切り込む内容も!
現状として商店街で買い物をしても暮らすことが出来ない。スーパーに頼らざるを得ない。という問題提起に対して、時代として商店街という形式そのものを見直す必要があるということや地元ならではの店舗の必要性、「アルベルゴ・ディフーゾ」というイタリア発祥の分散型ホテルという街に滞在する方法も話し合いました。

これらの展示は、駅から徒歩5分の富士市池田谷ビル1階でご覧になれます!
日時は、3月1日から3月7日の10時から17時まで!
来場された方に説明をしている様子です。


常駐している研究室メンバーから説明も受けれるので是非来場してみてください!
M1 鈴木