2025.05.13

2025.5.4~6 第48回学生設計優秀作品展―建築・都市・環境―参加

5月3日~6日にかけて「第48回学生設計優秀作品展―建築・都市・環境―(通称レモン展)」に参加してまいりました。

この展覧会は、日本建築学会卒業設計展示会に次ぐ歴史を持ち、模型を用いた卒業設計展賭しては、日本最古のもので、今年度は、59校、79人(学部)の参加がありました。またその参加には、各校の推薦が必要なため、どの作品も提案の着眼点や完成度が高いものでした。

3日の会期のうち3、6日が観覧のみの展示で、5日が講評会でした。講評会は、午前がポスターセッションとして、1分間のプレゼンこれを5人分行い、その中から上位10人を選抜し、午後のプレゼンテーションになります。

審査員は、委員長が渡辺真理(設計組織ADH/法政大学名誉教授)、西牧厚子(新建築社『住宅特集』編集長)平井政俊(平井政俊建築設計事務所)、山崎健太郎(山崎健太郎デザインワークショップ/工学院大学)そして、わがゼミの田井幹夫(アーキテクトカフェ/静岡理工科大学)でした。

僕の案は、敷地が海外であることや技術的な要素が多い提案であったので、1分間で説明するのは難しかったですが、3月に参加したNAFの経験を踏まえて発表に取り組みました。

結果としてはレモン賞として11人に選ばれ午後の全体プレゼンテーションに参加することができました。

全体プレゼンテーションでは、各審査員の批評が秀逸で、尚且つ個々の学生も独自の建築思想があり、それを自信をもってプレゼンできているのが印象的で、同学年とは思えない落ち着きと自信を感じるプレゼンに圧倒されました。

今回の展覧会に参加してみて、他校のレベルの高さに圧倒されるとともに、あこがれの対象で雲の上の存在である東京芸術大学や横浜国立大学といった人たちと討論できたのがうれしかったです。

M1白瀧