2月22日、第5回目となる「かけがわけんちく夜会2023」が大日本報徳社の大講堂で開催されました。最終回となる今回は、NPO法人南房総リパブリックの馬場未織さんをお呼びし、お話をお聞きしました。

馬場さんは建築ライターとして活動しつつ、東京と南房総を行き来する二拠点生活をされています。2011年には南房総リパブリックを設立し、里山の保全や南房総の魅力の発信をされています。

南房総での物件探しから現在の活動に至るまで、そしてこれから行っていきたい活動に関してもお話しくださいました。南房総での生活、活動のお話は、地域での建築のあり方を考えることのある私たちにとって、大きな学びとなりました。実際に猪を目の前で解体し、調理して食べるといった、田舎での活動ならではのお話に刺激を受けつつ、里山環境のお話をとても魅力的に感じました。二拠点居住を始めたい人に向けた空き家の貸し出し、古民家にDIYで断熱改修を行う「エコリノベ」といった活動は、地域のでの活動の方法として新たな学びとなりました。

全5回に渡った「かけがわけんちく夜会2023」も今回で最終回となりました。登壇者の皆様、準備・運営に関わっていただいた皆様、参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

M1　松橋