2023.10.21 掛川10月のイベント
お久しぶりです。今年も残りわずかで、11月に入りました。掛川に住む研究室メンバーとして、10月にあった掛川のイベントを2つ紹介したいと思います。
1つ目は1年の中で1番の行事と言っても過言ではない、「掛川祭り」です。今年は昨年に引き続き小祭りの開催でしたが、コロナが落ち着いてきたこともあり、とても盛り上がりました。
41町の屋台が駅北の商店街を中心に3日間に渡り練り歩きます。私も緑町の1人として参加してきました。法被をお借りし、地元の方達と一緒に屋台を引けるのはとても嬉しいです。2回目の参加になりますが、同じ町の中で同世代の友達も沢山できました。
緑町とかかれた提灯を片手に、、、
今年の緑町の屋台上には鏡餅が乗っていました。これは緑町がお祭り100周年記念ということで、100年前に屋台の装飾として使われていた鏡餅が今回採用されたようです。
ちなみに昨年は掛川城でした。屋台をよく見ると、町ごとに装飾や形も全く違うので見比べてみるのも面白いですね。
昨年できなかった徹花(屋台同士がすれ違う時の拍子木の演出)や、複数の町が集まり屋台上で合同の声掛けが行われるなど、迫力があるシーンを多く体験することができました。
来年はいよいよ大祭りの年なので、今年以上に盛り上がること間違いなしです。地元の人はもちろん、市外、県外からの観光の方も大いに楽しめる祭りとなっています!
2つ目は先日、掛川市遠州横須賀で行われた、「ちっちゃな文化展」です。毎年10月下旬の金〜日曜日の3日間行われています。
横須賀地区には昔ながらの古き良き町並みが残る街道があります。その民家1件1件に、市内・県内・県外のアーティストによる様々な芸術作品が飾られ、街全体が美術館のようになるイベントです。
今年は「町並みと美の晴れ舞台」というテーマが掲げられ、民家の軒先や部屋、土間、路上など様々な場所が舞台となりました。
普段入ることが出来ない民家にお邪魔することが出来たり、アーティストの方々の刺激的な作品をたくさん見ることが出来たりと、街・建築・美術作品を同時に楽しむ事が出来ます。私は3時間ほど街をぶらぶらしていたのですが、あっという間でした。暗がりの民家を活かした光のインスタレーションや、土間の開放的な空間に飾られた油絵、路上の琴演奏など普段見ることが出来ない「モノと場」の組み合わせが沢山ありワクワクしました。
↑ピロティで琴演奏が行われていました。
遠州横須賀にある三熊野神社で参拝をし、御朱印も頂きました。秋を感じるほっこりデザイン。↓
普段生活圏となっている掛川駅周辺からはそれほど遠くない位置にありますが、なかなか訪れる機会がないため、全てが新鮮な風景でした。お昼頃伺いましたが、たくさんの人で賑わっている様子を見て、地元の人々からとても愛されているイベントであり、街だと感じました。日頃触れることが出来ない街の風景を楽しむ事ができ、同時に街の良さもアピールできる素敵なイベントだと思います。
まだまだ論文に設計にと、やらなければならないこと盛り沢山ですがとても良い息抜きになりました。
来年はぜひ皆さんも行ってみてください!
M2 田中