RC基礎梁実験
鉄筋コンクリート基礎梁の構造実験を5月中旬に行いました。
基礎梁のはりせいは大きく、実物では2-5mもあります。そのような場合、あばら筋の配筋には工夫が必要となります。
高強度せん断補強筋をこのような梁に用いる場合、通常の梁ような溶接閉鎖型や135度フック形状の補強筋を用いるのが困難となります。そこであばら筋の重ね継手が有効かの構造実験を行っています。
試験体は3.6トンくらいあり、構造実験棟で行う最大の大きさとなっています。より注意深く、安全に気を付けて行っています。
この実験に間に合うように(?)ネパールからの大学院留学生MAHARJAN NIKESH(マハラジャン ニケス)君が来てくれました。
日本語も流暢で、今後の活躍に期待しています。
RC基礎梁実験の様子