2017.12.12

初めての建築構造実験

    

静岡理工科大学構造実験棟は2017年5月に完成しました。クレーン設置後、加力フレームと油圧ジャッキ類、制御プログラム、計測装置の一式と1000kN万能試験機の設置を9月までに行いました。

この装置を用いると実物の2/3~1/2の大きさの部材の耐震実験等の静的構造実験ができます。部材は柱、梁、柱・梁骨組です。他に長期載荷実験や壁の実験もしてゆきます。

初めの構造実験を10月下旬~11月上旬に行いました。

柱がRC(鉄筋コンクリート)、梁がS(鉄骨)の複合構造の十字形およびト形の骨組8体です。

大きなトラブルもなく無事に実験ができました。制御プログラムや計測も順調にでき、協力していただいた皆様のおかげです。感謝、感謝です!

日大の長沼研の学生さん、当大学の建築の1年生にも手伝っていただきありがとうございました!!