掛川城御殿
2024年初回の見学会は、掛川城御殿です。
林研メンバーで集合写真を撮りました。笑いの絶えない研究室で、いつもとても楽しいです。
さて今回は、掛川城にて「竹ノ節欄間」と「式台」について学びました。
▲竹ノ節欄間
竹ノ節欄間とは、竹の節状の束と横木(玉縁)と襷掛けの斜材を組み合わせて、開口部の上へ欄間に代わって設置した、日本の柱間装置の装飾のひとつです。
社殿等の脇障子上に設置されることが多いのですが、広縁に設置する例も見られる特徴的な意匠です。
▲式台(二之丸御殿)
式台は、正式な玄関のことで、お客さんが来た時に出入りする格式の高い玄関です。掛川城はお城なので、とても広い式台でした。
今回も柱間から平面の素描をしました。1回目に比べると、図の描き方に慣れてきましたが、真冬の畳はとても冷たく、手が震えてしまって書くのが少し大変でした。
見学会が終わった後は、みんなでラーメンを食べてから帰りました。
(望月)