去る8月7日、えんつりーのデザインスタジオにて、建築学会賞等を受賞された建築家・福島加津也、宮晶子両氏を迎え、各課題から優秀作品を選抜して講評会を開催しました。

最初に、宮晶子氏、福島加津也氏から講演を頂きました。
宮氏はご自身の初期作から現在までの一貫しつつ、かつ発展する設計手法についてお話しいただきました。

福島氏は紀元前まで遡り建築と建築家のあり方について、ご自身の出自に絡めて工学と美学の違いについて、建築考古学と建築構造学について、お話しを頂きました。

講評会では、まず、1年生前期の「図学」の優秀作品を作成した学生が発表を行いました。制作対象はル・コルビュジエのサヴォア邸です。

つづいて、2年生前期の「建築設計A1」の優秀作品を作成した学生が発表を行いました。
第2課題の「〇〇の家」の発表者は、金子大海、栩木喬、富田康平、中村有里、野末大輔、濱田幸汰です。

第3課題の「資生堂アートハウス・アネックス」の発表者は、太田帆乃伽、小川歩夢、佐野真子、鈴木那実、滝口雅貴、袴田瞬です。

講評会では、非常勤講師の杉山氏、山田氏、彌田氏のほか、静岡県内で活躍する建築家の川本氏、渡辺氏、中畑氏、金子氏、後藤氏、森下氏らにもご参加いただき、講評を頂きました。学生達にとって大変貴重な経験となりました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

表彰式では、宮晶子賞として濱田幸汰、太田帆乃伽、福島加津也賞として富田康平、滝口雅貴の各氏が選ばれました。最後に、集合写真をパチリ。(脇坂圭一)